2008年10月21日

アレルギー

アレルギーは、健康を維持する為の免疫システムです。人体には、侵入してきた異物(アレルゲン)に対して、それに対抗する抗体を作って異物(アレルゲン)を排除しようとするシステムがあります。このシステムを抗原抗体反応や免疫反応と言います。このシステムが正常に機能すれば全く問題はありません。しかし過剰に反応すると花粉症などのアレルギー疾患の一因となるのです。なお異物(アレルゲン)には、花粉・食物・ダニ・ほこり・化学物質などがあります。
なおアレルギーは、その症状・機構によってI〜IV型の大きく4つの型に分類されます。
I型アレルギーには、花粉症・アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・ぜんそく・アナフィラキシーショックなどがあります。抗原が作用して数分〜12時間ぐらいの短時間で症状が現れます。
U型アレルギーには、薬物アレルギー・自己免疫性溶血性貧血・重症筋無力症などがあります。抗原が作用して数時間〜1日以内に症状が現れます。
V型アレルギーには、血清病の腎炎・関節炎・糸球体腎炎・過敏性肺炎などがあります。抗原が作用して数時間〜1日以内に症状が現れます。
W型アレルギーには、ツベルクリン反応・接触性皮膚炎・金属アレルギーなどあります。抗原が作用して数時間〜2日以内に症状が現れます。
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肥満細胞

肥満細胞は、体内に広く分布し、即時型アレルギーなどの生体反応に関与している。肥満細胞の膜表面上には、高親和性 IgE 受容体があり、IgE を介して抗原と結合した場合、ヒスタミンなどの化学物質が分泌される。
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ヒスタミン

ヒスタミンは、普段肥満細胞などに貯蔵され、細胞表面の抗体に抗原が結合した場合などに細胞外に分泌される。そして花粉が原因で、ヒスタミンが過剰に分泌されるとヒスタミン1型受容体というタンパク質と結合し、アレルギー疾患の原因となります。またヒスタミンには、血圧降下・血管透過性亢進・平滑筋収縮・血管拡張などの薬理作用もある。
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マクロファージ

マクロファージは、白血球の一種で、白血球の5%を占める単球(単核白血球)から分化する。マクロファージは、免疫システムの一部を司り、生体内に侵入した細菌やウイルス、そして死んだ細胞を捕食し、消化する働きがあります。また抗原を示し、白血球の一種であるB細胞((Bリンパ球))による抗体の作成を助ける働きもあります。
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IgE抗体

IgE抗体は、アレルギー抗体と言われている。IgE抗体は、アレルギー反応に関係するIgEに対抗して増加し、アレルギー症状を引き起こす。特定物質に対するIgE抗体を測定することにより、アレルゲン(アレルギーの原因物質)を調べることができる。なおIgE抗体を作りやすく、アレルギー疾患にかかりやすい体質をアトピー素因と言う。
なお花粉症では、花粉の接触を繰り返すうちに体内にIgE抗体が蓄積され、IgE抗体が一定量を超えると発症する。
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リンパ球

リンパ球は、白血球の一種で、白血球の25%ほどを占める。リンパ球は、抗体を使って生体防御を司る重要な細胞です。なおリンパ球には、体液性免疫や抗体産生に関係するB細胞(Bリンパ球)・細胞性免疫に関係するT細胞(Tリンパ球)・非特異的キラー活性をもつNK細胞などの種類がある。
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花粉症のメカニズム

花粉症は、他のアレルギー疾患と同じようにアレルギー反応のひとつです。アレルギー反応は、健康を維持する為の免疫システムです。花粉症は、次のように起こります。
(1)が鼻や喉から侵入する。
(2)マクロファージが花粉をキャッチし、リンパ球に伝達する。
(3)リンパ球が花粉に対抗する為、IgE抗体をつくる。
(4) IgE抗体は肥満細胞表面にが付き、蓄積される
(5)再び花粉が侵入し、IgE抗体をつくる。
(6)IgE抗体が一定量を超えると 肥満細胞からヒスタミンなどが分泌される。
(7)くしゃみ・鼻水などのアレルギー反応が起こる。
花粉は、毎年体内に侵入し、何年もかけてIgE抗体が作り続けられます。そしてIgE抗体がある一定量を越えると突然肥満細胞がらヒスタミンなどの炎症物質が分泌され、今までとは違ったアレルギー症状を引き起こすようになります。IgE抗体がどのくらい蓄積すると花粉症が発症するかは個人差があります。大気汚染がひどい地域、特にディーゼル車の排ガスが多い地域は、花粉症患者が多いと言われています。
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花粉症増加要因

花粉症患者が急激に増えた原因は、戦後の国による造林計画によってスギ花粉の増加と自動車の排ガスや工業化による大気汚染によって鼻の粘膜が弱ったことです。また最近になって腸の免疫システムも花粉症に関係していることが明らかになってきた。小腸は、食物の消化・吸収器官であると同時に体全体の約60%の免疫細胞や抗体を持っています。この免疫システムを司る免疫細胞の数や質のバランスが崩れた場合、アレルギー疾患になりやすいことが分かってきたそうです。しかし完全な解明には、まだ時間が必要だそうだ。
posted by dddk at 15:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花粉症増加要因 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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